ポリフェノールの着色料!カカオ色素 2019/02/06/
カカオ色素はカカオ豆より抽出して得られるフラボノイド類を主成分とする色素です。
フラボノイド類はポリフェノール類の一種であり、アントシアニンやフラボノールを含んでいます。
ポリフェノールは近年注目されている健康物質のひとつであり、カカオ豆から多くとれるカカオポリフェノールには動脈硬化の予防やアレルギー症状の改善、血圧の低下を促すなど、様々な健康作用があるとされています。
また、肌トラブルの原因である活性酸素の働きの抑制や、脳の活性化に役立つともいわれています。
最近ではカカオポリフェノールを売りにしたハイカカオチョコレートもよく見かけますね。
着色料としてのカカオ色素は、赤褐色の水溶性の色素です。カカオ豆から採れるというだけあって、皆様のなじみ深いチョコレートに近い色合いになっております。
茶色の色素として他にはカラメル色素も知られていますが、カカオ色素はカラメル色素では表現できない、リッチ感のある濃い色を演出することができます。
用途としてはチョコレートイメージでケーキやパン、クリーム、クッキー、アイスクリーム等、幅広くお使いいただいております。
また、クチナシ青色素を少々混ぜていただくことでビター感のある色に仕上がります。
左:KCブラウンSP-3(カカオ色素) 対粉0.8% 添加
右:KCブラウンSP-3(カカオ色素) 対粉0.8% ・ KCブルーNO.5P(クチナシ青色素) 対粉0.4% 添加
表示する際も「フラボノイド色素」の他に「カカオ色素」や「ココア色素」と、イメージを損なうことなく表示することが可能です。
主な製品ラインナップは以下の通りです。
KCブラウン SP-3 (粉末タイプ)
KCブラウン SP-L50 (液体タイプ)
是非弊社のカカオ色素をご検討ください!