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27th May 2020

開発コラム

ビタミンAの前駆体!カロチン色素

カロチン色素とは

カロチノイド色素(カロテノイド色素)に分類されるカロチン色素(カロテン色素)は、

生体内でビタミンAの前駆体であるプロビタミンAとして働くことが知られています。

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持、視覚の暗順応(暗い場所で目が慣れる)、

成長の促進などに関与する重要な栄養素です。

 

着色料としての分類

着色料としてのカロチン色素は大きく2種類に分類でき、

合成法で製造される「β-カロチン」(指定添加物)と

天然由来の「抽出カロチン」(既存添加物)があります。

 

「抽出カロチン」には、

アブラヤシの果肉から得られるパーム油由来のパーム油カロチン、

藻類のデュナリエラから得られるデュナリエラカロチン、

ニンジンの根から得られるニンジンカロチンなどがあります。

 

どのカロチン色素も油溶性で、黄色~オレンジ色の色調を呈するという同様の性質ですが、

昨今の天然系の需要もあり「抽出カロチン」の採用を多くいただいております。

 

やや赤みを帯びた暖かな黄色の色調は、油溶性の着色料として『バター』『マーガリン』『チョコレート』等に多くご使用いただいております。

また、水溶性に乳化した着色料として『カステラ』『プリン』『玉子焼き』等で卵黄の濃厚感をアップさせたり、

『ゼリー』等で柑橘系フルーツのイメージでご使用いただいております。

 

なお、「β-カロチン」「抽出カロチン」ともに、カロチノイド色素の表示も可能ですので、

食品中に他にトウガラシ色素やクチナシ黄色素をご使用の場合、

カロチノイド色素として一括の表示が可能になります。

 

主な製品ラインナップ

KCオレンジYO-5

(パーム油カロチン)

油溶性の着色料です。
チョコレート・バタークリーム など 油脂食品に
二層蒲鉾・キャラクター蒲鉾 など 着色部分のにじみを起こしたくない蒲鉾に
KCオレンジYE-3

(パーム油カロチン)

水溶性に乳化した着色料です。
製パン・菓子・卵加工品・ゼリー など 一般的な食品に

 

 カロテノイド系色素 技術資料

 

この他、β-カロチン、デュナリエラカロチン等、用途に合わせた製品がございますので、

お気軽にお問合せください!

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