「クチナシ赤色素」はpHによる色調変化が少なく、熱や光にも安定しており、幅広い食品に着色できる赤色の色素製剤です。
タンパク質やVCの影響も受けにくく、様々な食品に使用できます。「レッドKL-7」は一般的なクチナシ赤色素よりも、青みや暗みが少ない色素製剤です。コチニール色素やラック色素といった動物由来の色素の代替品として使用可能です。

「イエローKN-1」は従来のクチナシ黄色素の色調や溶解性などの特性を特殊製法（特許出願中）により改良した製剤です。
鮮明な黄色を呈し、価格高騰が続くベニバナ黄色素の代替に有効です。酸性域でも優れた発色性を持つため、幅広い食品でレモンイメージやパイナップルイメージにご検討いただけます。

「オレンジPE-123」は、弊社のトウガラシ色素乳化製剤の中で最も高力価の色素製剤で、少量添加で濃く着色することができます。
pH変動による色調変化がなく、酸や塩に対する乳化安定性が高いため幅広い食品に安定してご使用いただけます。激辛・辛味イメージはもちろん、完熟果肉イメージにも最適です。

「SUMI-2」は竹炭から得られる植物炭末色素で、インパクトのある黒色に着色可能です。
水や油には溶解しませんが、細かい粒子が食品中に分散することでよく着色します。pHに関係なく着色でき、熱や光に対して非常に安定性が高い特徴があります。黒ゴマや黒豆、炭火焼きイメージのほか、今までにない新規イメージの商品開発にオススメです。

「カロオイルN」は、アブラヤシの果肉を原料としたパームフルーツオイルです。
汎用品とは異なる精製方法により、従来よりもカロテン類の栄養素を豊富に含んでいます。カロテン類は卵に多く含まれ、卵の濃厚感を与えることができます。植物由来の食用油のため、食品への表示は「植物油脂」等となり、食品素材として様々な食品に使用できます。

「GDL」は水に溶解させると緩やかにグルコン酸へ変化する性質を持つ食品添加物です。
食品中での酸による反応がゆっくりのため、豆腐・チーズの凝固剤や畜肉・魚肉練り製品に使用されます。異味・異臭をほとんど感じず、食品の味質に影響を与えずにpH調節ができます。まろやかな酸味を持つため、酸味料として冷菓や飲料など幅広い食品に利用可能です。