2020.05.27
いちごイメージの着色なら!アカビート色素
アカビート色素とは
アカビート色素はサトウダイコンの一種であるビートの赤い根菜(テーブルビート)から抽出される色素です。テーブルビートは東ヨーロッパで食される『ボルシチ』や『甘酢漬け』でも有名ですね。
アカビート色素の色調は明るいピンク色をしていますので、いちごイメージにはぴったりです。
赤色系の色素にはアカキャベツ色素やアカダイコン色素の様な「アントシアニン系色素」もありますが、これらがpHによって色調が変化して特に酸性領域でしか着色が難しいことに対して、アカビート色素は酸性から弱アルカリ性の領域まで広い範囲で色調の変化なく着色することができます。ですから、乳製品などの中性域の食品の着色にとても適しています。
ただ、熱には比較的弱い色素なので、冷菓・生菓子・チョコレートや非加熱の水産加工品などへの着色に用いられることが多いです。良く採用いただいている食品には、『ストロベリーアイス』『いちごミルク』『いちごチョコ』さくらイメージの『練り切り』や『魚卵漬け』『ネギトロ加工品』などがあります。
なお、アカビート色素を使用された食品では、ビートレッドや野菜色素という表示も可能になります。
主な製品ラインナップ
KCレッドBT-35 | 水溶性の着色料です。 冷菓・生菓子・水産加工品・乳飲料 など 一般的な食品に |
KCレッドBO-9 | 油溶性の着色料です。 チョコレート・バタークリーム など 油脂食品に |
この他にも用途に合わせた製品がございますので、お気軽にお問合せください。
関連記事
-
いちご・桜・梅イメージに!クチナシ赤色素「KCレッド KL-7」ご紹介
『クチナシ赤色素』の特徴について いちご、桜、梅などのイメージで、食品をピンクから赤色に着色したいというご依頼を多くいただきます。 …
-
2023年10月4日~6日に東京ビッグサイトにて開催の 食品開発展 2023 に出展いたします。 入場方法はこちら 弊社ブー…
-
弊社はifia JAPAN 2023に出展いたします。 そこで事前情報としまして、出展内容をご紹介いたします。 if…
-
補色で商品イメージにピッタリな色合いに!食品由来の変色の事例紹介
果汁やペーストなど食品の素材を加え、加熱工程や保存していると変色していたことはありませんか。 また、素材の色だけでは味イメージの色合いに合…
着色料パーフェクトブック
当社がお客様に対して実施している着色料勉強会(約2時間)
プレゼン資料49ページ、着色見本イメージ5種が無料でダウンロード可能です。