2025.09.17
【食品開発展2025出展のご案内】 新製品「KCクラウディSG」で食品着色の新提案!
濁りを付与する乳化香料製剤で濃厚感を演出 ―食品着色・季節商品の着色見本も多数展示―
当社は、2025年10月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」に出展いたします。今回の目玉は、濁りを付与する乳化香料製剤「KCクラウディSG」の新製品上市です。透明感のある食品色素との併用で濃厚感を演出できる製品で、季節商品と絡めた着色見本も多数展示いたします。
食品開発・商品企画に関わる皆さま、食品着色の新たな可能性を探求する当社ブースへぜひお立ち寄りください!
目次
食品開発展2025概要
開催日時 | 2025年10月15日(水)~17日(金)10:00~17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト西1ホール |
ブース番号 | №1-350 |
食品開発展公式サイト | https://hijapan.info/ |
新製品「KCクラウディSG」で実現する食品の濃厚感! ~透明感のある色素との併用で新たな色調を演出~
ソースや調味液など、様々な食品で「濃厚感」「コク」が求められる中、視覚的な演出も重要な要素となっています。食品着色において、色だけでなく「濁り」も重要な表現要素です。
当社では、透明感のある水溶性色素との併用で濃厚感を演出できる乳化香料製剤「KCクラウディSG」を開発しました。
KCクラウディSG (左:0.05%添加、右:0.2%添加)
《KCクラウディSGの特徴》
・0.05%~0.2%の添加で効果的な濁り表現が可能
・透明感のある水溶性色素との併用で濃厚感を演出
・様々な食品への応用が可能
デザート商品への応用例
・ソース いちごイメージ(パープルキャロット色素使用/pH3.0 Bx30°)
KCクラウディSG 添加量:0.1%
・ゼリー レモンイメージ(ベニバナ黄色素使用/pH3.5)
KCクラウディSG 添加量:0.1%
原料価格変動に対応するココアパウダー代替ソリューション
チョコマフィン(左:カカオ色素、中央・右:ココアパウダーのみ使用)
カカオ豆の世界的な価格高騰により、ココアパウダーの調達コストが急上昇しています。着色目的で使用しているココアパウダーのコスト削減と、製品の濃厚感維持の両立にお悩みではないでしょうか。
当社では、この課題を解決するため、着色目的のココアパウダーに代わる「カカオ色素」をご提案しています。カカオ色素なら少量の添加量で着色が可能なため、コスト効率を高めながら、製品の見た目の品質を維持できます。
《カカオ色素の特徴》
・コスト効率と色調安定性の両立
・色伸びが良く少量添加で濃く着色できる
・「カカオ色素」「ココア色素」など食品イメージに合う表記ができる
カカオ色素の食品着色例
・ソース チョコレートイメージ
KCブラウン SP-3 添加量:2.0%
水産加工品の赤色着色に新提案!特許取得の「赤みの強いトウガラシ色素」
水産加工品における赤色着色は、かに風味蒲鉾や鮭フレークなど多くの製品で重要ですが、安定した赤色の表現が難しい課題がありました。
当社では、特許を取得した赤みの強いトウガラシ色素(KCオレンジPP-SS/KCオレンジPE-EN)により、水産加工品での鮮やかな赤色着色を実現しました。
牛乳プリン(左:KCオレンジ PE-EN、右:従来トウガラシ色素)
《KCオレンジPP-SS/KCオレンジPE-ENの特徴》
・かに風味蒲鉾や鮭フレーク等の水産加工品の色合いに最適
・従来品より鮮やかな赤色を実現
・トマト色素と比較して、食品製造時の加熱による色調変化が少ない
・ベニコウジ色素と比較して、露光下での色調変化が少ない
水産加工品への食品着色例
・かに風味蒲鉾
KCオレンジ PP-SS 添加量:0.6%
・バラコ
KCオレンジ PE-EN 添加量:1.5%
【参加型企画】2026年食品市場を先読み!業界トレンド予測投票
食品業界のトレンドは日々変化し、把握が難しくなっています。食品着色においても、消費者嗜好の変化に合わせた対応が求められています。
当社ブースでは「あなたと創る、2026年トレンド予想!」をテーマに、トレンド意見交換の場を提供します。
《企画内容》
・当社新入社員が考えた食品トレンド動向の予想投票
・季節商品フレーバーの予想投票
・参加者同士の交流促進と情報共有
🎁結果は集計し、当日名刺交換いただいた方にプレゼントいたします!
この企画を通じて、食品業界の皆さまと共にトレンドを可視化し、新たな商品開発と食品着色のヒントを見つけましょう!投票いただいた方には、集計結果レポートを後日お送りいたします。業界の最新動向をいち早くキャッチアップするチャンスをお見逃しなく!
食品開発展2025へのご来場案内
食品開発展2025では、最新の食品開発技術や食品着色素材が一堂に会します。来場の際には、事前登録をおすすめします。
・食品開発展公式サイトにアクセス
・来場登録フォームに必要事項を入力
よくあるご質問(FAQ)
当社ブース訪問について
Q: ブースの場所はどこですか?
A: 当社ブースは西1ホール(ブース番号:№1-350)にございます。会場入口の案内図でもご確認いただけます。
Q: 混雑を避けるには何時頃の来場がおすすめですか?
A: 午前中(10:00~11:30)または午後遅め(15:00以降)が比較的空いております。ゆっくりご相談されたい方は、この時間帯がおすすめです。
製品サンプル・技術相談について
Q: サンプルはもらえますか?
A: 当日のお渡しは行っておりません。サンプルをご希望の方はブースのスタッフまでお声かけください。ご要望をお伺いした上で、後日適切なサンプルを送付させていただきます。具体的な用途や条件をお知らせいただくと、より適したサンプルをご提案できます。
Q: 展示会後にもサンプル請求は可能ですか?
A: 可能です。展示会後も当社ウェブサイトのお問い合わせフォームからサンプル請求を承っております。
Q: 個別の技術相談は可能ですか?
A: はい、食品着色の専門スタッフが常駐しておりますので、お気軽にご相談ください。具体的な製品開発に関するご相談も承ります。
食品開発展2025ブースでお待ちしております!
当社ブースでは、新製品「KCクラウディSG」をはじめ、カカオ色素による代替提案、特許取得の赤いトウガラシ色素など、食品着色・食品開発に役立つ様々な技術・製品をご紹介します。また、「あなたと創る、2026年トレンド予想!」では、業界の皆様と共に食品トレンドを可視化する参加型企画も実施します。
商品開発のヒント探しに、ぜひお気軽にお立ち寄りください。皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
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